安曇野地球宿通信を久々に書きました。
今回も長いです。そして今回は最後に大事なお知らせがあります。
(少し大げさ?)


前回の通信から3ヶ月。この間春爛漫な季節が過ぎ、今安曇野は麦秋の黄金色と
青田の緑色がパッチワークのようで、色合いが目にとても優しいです。

我が家の田んぼも6月の始めに田植えを行い、先週末にはアイガモちゃんを放田しました。
田に放した最初の日は、外敵は大丈夫か?ちゃんと小屋で寝るのか?と心配で、
夜8時ぐらいまで『寝かせ』をしてました。(実際は見守っていただけですが)

なかなか小屋に上がらずに泳ぎ回っていたカモたちが、暗くなるとようやく
一羽また一羽と小屋に上がっていく様子、そして最後の一羽がなかなか
上っていかず、その子を仲間のカモが迎えに来たようにも見えて、
夜の帳が下りていく静けさのなか、カエルの大合唱をBGMに、
なんだかあたたかい気持ちになりました。
これからカモちゃんたちにも頑張って除草してもらい、
光も水も空気も存分に吸収して、立派な稲に稔っていってもらいたいです。


次に増田ファミリーの近況を。

光が生後1年1ヶ月目にして歩きました。
うんちスタイルから、腰を浮かしバランスをとり、右足、そして左足。
2歩確かに歩きました。僕も悦子も風も声を上げましたが、
何よりも嬉しそうなのは光本人のようで、今までと違った新しい世界に
まさに「踏み込んだ」、そんな驚きと喜びの表情をしていました。

一方風は『じてんしゃにのれるようになったよ!みてみて!』というので、
補助輪付の自転車に乗れるようになったのかと思ったら、
いつの間にやら補助輪無しで乗れるようになってました。
保育園でも練習していたようです。
こちらもできることを喜び、そしてそれを見せたがる。

風も光も、一つづついろんなことがやれるようになっていきます。
面白いのは、風と光がコミュニケーションを取れるようになってきたことです。
光は誰よりも風を見ている時が一番楽しそう。目をキラキラさせて見ています。
風ちゃんもお姉ちゃんになってきて、話しかけたり、働きかけたり。
2人だけのやりとりを見ているのがとっても面白い。
こうやってお互い姉弟になっていくんだなあと感慨深い。

悦子様。子育てに暮らし作りに頑張ってくれています。
そしてこの春ぐらいから、『私も宿をやってみよう、という気になった。』
といい始めました。諦めた訳でも無理してる訳でもなさそうです。
『ちょっと野草料理とか勉強してみようかな。』なんて言ったり、
近頃自分のブログも開設しちゃったりしてちょっと驚き。
悦子が「○○をしたい。」、という気持ちを大事にして、
やれるようにサポートしていきたいなと思います。


さて本題の宿づくり状況。
今年になっていろんな人との出会いや動きが加速している感がありますが、
最近も面白い動きがいくつかありました。

まず5月GWにあった『Be good cafe安曇野』というイベント。
長野県一の稼働率のシャロムヒュッテという宿を舞台にして、
ライフスタイルやエコロジー、パーマカルチャーなどをキーワードにした
体験型イベントが開かれています。5年に亘り今回が19回目なのですが、
そのプログラムに農業体験ワークショップがあり、その作業受入れを
暁生のおぐらやま農場、孝夫の津村農園、そして安曇野地球宿でやらせてもらったのです。

声をかけてくれたシャロムヒュッテの臼井さんも、自前の自然農の畑が
あるにも関わらず、三郷の僕らに声をかけてくれました。
暁生や孝夫はれっきとした農業者ですが、僕は週末農をやるに過ぎない人です。
しかしありがたくやらせてもらい、東京などからの参加者8名を田んぼで受入れました。
やっぱこんな企画、とても楽しい。
Be good cafe安曇野での農作業受入れは今後も続くようで楽しみです。
様子はこちらから
 ↓
http://www.ultraman.gr.jp/~begood/vol19.htm


6月には東京武蔵野からの31名を地元の方たちと一緒に迎え入れました。
今年2月『安曇野からこんにちわ』と題し、安曇野の紹介と都農交流を目的に、
武蔵野に行ったのですが、その際に受け入れてくださった、
けやきコミュニティセンターのスタッフの日帰バス研修の受入れでした。
受入れの実行委員会を作り、心に残り今後に繋がっていくものになるようにと
話し合いを重ねました。
当日は、畑での体験作業や旬の山菜の天ぷらを揚げて食べてもらったり、
どこの旅行会社にも真似できない安曇野観光をしてもらうことができました。
たくさんの人たちが心を寄せてくださり、その存在を心強く思ったものです。
これからもこのような都農交流を進めていきたいと思います。


そして今晩は松本大学の先生と暁生、孝夫、望三郎で打ち合わせ。
観光学科のグリーンツーリズム授業の一環でアウトキャンパスと銘打った、
学生たちのフィールドワークを僕達3人に受け入れてほしいとのこと。
この先生とは先のBe good cafe安曇野で知り合ったのですが、
それをきっかけに始まった新たな展開です。打ち合わせも盛り上がり、
『あ〜楽しいなあ。』そう思っていたら、
暁生から『増田君、嬉しそうだねえ。』と言われました。
そうだよ、そうだよ。こんなことがやりたくて安曇野に来たんだからねえ。


さあ、最後に大事なお知らせ!
夏に学生・青年社会人向けの企画をやります。
題して、
『ワークキャンプ in 安曇野'06 〜夢追い人になろう〜』

この企画は他の誰でもない、増田の、安曇野地球宿主催の企画です。
宿が始まったら、いろんなテーマや切り口で宿泊型の企画をプロデュースし、
人の繋がりが生まれる場をつくりたいと思っています。
でもそれはハードができないと(宿泊施設が確保できないと)、
やり始められない、そう思っていました。
だけど、それも狭小な思考だなと思い、観光業に携わるものにとって、
夏という大事な季節、自分も一企画打ってソフト作りを進めていこうと思ったのです。

プログラムは農業体験がベースになりますが、2泊3日の企画のハイライトは、
中日に行う1日インターンシップです。
参加した若者達が、安曇野に暮らす様々な職種の人たちにマンツーマンで
受け入れてもらい、一緒に働き、その人の夢や思いに触れる機会です。

そもそも僕も夢を求めて安曇野にやってきた『夢追い人』ですが、
この地に暮らして、既にたくさんの『夢追い人』がいることが分かりました。
この2年間に、そんな夢追い人との出会いを頂けて、
こんな人たちと何か一緒にやりたいなあと思うようになっていて、
それを実現したのがこの夏企画なのです。
またこの企画を通じて、新たな夢追い人にも出会っていきたいと思います。
参加した若者も、迎え入れた安曇野の僕達も、夢を語り描き合い、
この安曇野の地を今以上にもっと好きになっていくような、そんな機会になればと思っています。

今、インターンシップで受け入れてくれる人、宿泊場所を提供してくれる人、
食事を作ってくれる人、食材を提供してくれる人、その他の応援協力を求めて、
安曇野のあの人、この人に会いに出かけています。
それは、単にこの企画のことだけではなく、自分の思いや宿の夢についても
話し込む機会ともなり、
『増田望三郎、お前、本当にそんなことがしたいんだなあ。』
そう共感してくれる人が増えれば、これからの大切な宝物になっていくと思うのです。

参加者募集中です。お知り合いの青年たちにどうぞ知らせてください。

というわけで、いよいよ面白くなってきましたよ。(笑)




長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んでの感想やご意見・アドバイスをいただければと思います。
メール boetu@d6.dion.ne.jp