本年最後のゲストを布団の中で見送って、今年の地球宿が終りました。
7月にオープンし、本当にたくさんの人が宿に来てくれました。
ゲストはもちろん、宿の改修に関わってくれたたくさんの仲間、
遠く近くからの応援協力をしてくれた皆さん、本当にありがとうございました。
地球宿と増田ファミリーの一年が終ろうとしています。

勤め、改修、宿運営、田畑、本当に忙しかった今年、やりかけのことも、
やっておきたいこともまだまだありますが、それは来年へ持越し。
事柄に忙殺されると大事なことを見落として1年が終ってしまいそう。
いや、見落とすことはないのだけど、僕自身、もう一度”元年”となった今年を
じっくりと振り返り、宿の礎を確認したいのです。
そして、念願の地球宿を始めるという、大事な通過点を通り過ぎることができた
喜びはもちろんですが、その成り立ち・過程のありがたさを改めて実感しています。

「この場所で地球宿がつくれて本当によかった。」

いろんなところを見たけど、ここしかなかった。今ではそう思えます。
新しい土地ではこんなふうにはできなかった。
移り住んで以来おつき合いをしている近所の方たち、娘の保育園を通じて、
仲良くなっていった地元の仲間たち、こちらで出会った夢を語り合う仲間たち、
そんな方々のおかげで宿づくりができました。
人体を流れる血液のごとく、仲間たちが自由に気軽に出入りしてくれることで、
この宿が地球宿として機能していくのだと思います。


「こんなふうに宿がつくれたらいいなあ・・・。」

そう僕が描いていた以上の人の繋がり、応援協力を頂いて、
この宿がつくられていきました。
地元の仲間たちをはじめ、たくさんの人たちが宿づくりに関わってくれました。
旧友が遠く近くからやって来ては、宿に一味付け加えてくれる。
宿づくりをすることで、出会えた新しい仲間たちもたくさんできた。
出会いにありがとう。これからも夢を語り合いましょう。
世界でたった一つのこの安曇野地球宿、大切な宝物です。


そんな宝物を訪れてくれたたくさんのゲストたち。
普通の家の宿らしくない宿。
増田ファミリーがゲストを迎え入れる、受け入れるというよりは、
ゲストの皆さんに増田ファミリーとこの宿を受け入れてもらった、
そんなふうに思えます。
ありがとうございました。
来年2年目に突入。宿づくりを来年も進めていきます。



さて話は変わって農的生活について。

今年は米づくり1人立ちしてやりました。
3年目で一番籾殻での袋数は多かった。米粒も大きくなってきた。
夏の盛りに稲穂が出た時は本当に嬉しかった。
田んぼの神様は僕の田んぼにも同じ営みを施してくれた。

新しく借りた広い畑では、ジャガイモ、エゴマ、大豆を、穀物自給を志す
地元のママたちと作りました。子育てなどで忙しいママーズたちと、
時には一緒に、時には任せ合って作業し、生産の苦労と喜びを楽しんでいます。
冬野菜では地元のおばあちゃんに講師を頼んで野沢菜を漬けたりもしました。
少しづつ自給率・品目とも増えています。
怪我無くやれたことも大事なことでした。

今日、4箇所ある田畑を回ってお酒を撒いて、
「ありがとうございました。」とお礼を言いました。
路傍の道祖神にも「ありがとうございました。」と言いたくなった。
人だけでなく、自然や地域といったものにも、「ありがとう。」と言って
今年を終わりたい僕です。


最後にファミリーのことを。

風、来年でいよいよ小学生です。
先日の保育園でのミニミニコンサート。
子どもたちが、鈴や太鼓や木琴、それぞれの楽器を担当し、
一つのハーモニーを奏でている。
我が娘にはもちろんですが、他の子どもたち1人1人にも目がいきます。
大きくなったなあ・・・。
1日1日を一緒に遊び笑い、育ってきた子どもたち。
次の広い舞台に飛び出す準備ができているんだなあと思いました。

光2歳。夏の繁忙期を終えた後、無事に卒乳をしました。
近頃は難しい言い回しを使えるようになってきて知恵がついています。
風おねえちゃんとコンビを組んで、毎日楽しく遊んでます。
来年は光も保育園未満時デビュー。

悦子さん。
とにかく本当に良くやってくれました。
ありがとう。
僕が宿をやっていて嬉しいこと。
翌朝の朝食づくりが楽な時に、悦子も夜の語りの場に起きてきて、
みんなと楽しそうに話している時。
夫婦?って考えると、その言葉に捉われてしまい、分からなくなるけど、
パートナー?相方?戦友?でいきましょう。
その方が悦子とのことをスッキリ中身で考えていける。
来年はもっと僕がサポートできるようになります。

望三郎。
僕も今年はよく頑張った。
宿経営の基盤作り。
ファミリーが幸せに暮らせるような舵取り。
来年はもっと家に入って、宿や農業、家庭のことをやっていこうと思います。
人としても、この地球宿という場で、成長していきたい。
誠実さとか感謝とか、それは目の前の悦子や子どもたちを初め、
地元の仲間たち、宿へのゲスト、遠くの仲間たちなど人たちだけでなく、
いろんな行為や自然の営みや存在に対して、「ありがとう。」
と生きていける、”YES”と言えるような自分になっていきたいな。


とにかく願うこと。強く、ハッキリと、具体的に描くこと。
口に出すこと、動くこと。
宿で一本立ちすることも、家族のみんなが幸せになっていくことも、
子どもの成長も、悦子との関係も、この地域の仲間たちと一緒に幸せに
暮らしていけることも、願おう。描こう。

そんな道筋やキッカケが見えたこの一年。そのはじまりが地球宿。


長文を最後まで読んでくださりありがとうございます。
みなさんの近況もお知らせください。
良い年越しをお過ごしください。




長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んでの感想やご意見・アドバイスをいただければと思います。
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