増田望三郎@安曇野地球宿です。
こんにちわ。

約3ヶ月ぶりの地球宿通信です。
夏が過ぎ、季節は晩秋、そして冬へと向っていきます。
アルプスの山々も初冠雪し、我が家の薪ストーブにも火がともりました。


雨続きで延び延びになっていた稲の脱穀も、ようやくやり終え一息つきました。
食卓には新米が登場し、ファミリーやゲストの方たちと毎食ごとに
「美味しいね、美味しいね。」とご飯を食べられるのはとても幸せなことです。

先日10日間ほど単身ロングステイしていた広島の60歳のお母さんが、
「毎日の食事が本当に美味しくて、心身ともに健康になりました。」
と満足そうに話して出発して行かれました。
改めて我が家の自給の暮らしを見直してみると、お米に夏冬野菜、
自家製小麦のパンやうどん、エゴマにジャガイモ、大豆、蕎麦、etc。
いつの間にやら、とても充実したものになっています。

「生産のある暮らしをしよう。」そう願って安曇野に移り住んだ年に、
我が家の食卓に最初に上った自家製野菜は二十日大根でした。
悦子の「我が家の二十日大根で〜す。」という言葉に感動したものでした。
あれから4年。桜が咲いたらジャガイモを植えよう、お盆が過ぎたら冬野菜の
種を播こう、などと自分の中に季節の移ろいと農作物を育てるリズムが
いつの間にか培われていることを自覚します。
軽トラに乗って田畑を行きかう様は、僕も一端の農人でしょうか。

さあまだこの後、大豆収穫、小麦の播種、冬野菜の収穫に野沢菜漬け、
アイガモの解体、蕎麦たたき、田起こしなど、いくつかの作業が残っています。
雪が降るまでの後1ヶ月ちょっとが勝負。これからラストスパートに入ります。


宿の方は7、8、9月と賑わいました。
夏休みは子どもに田舎体験させたいという都会のファミリーが何組も来ました。
近くの川で遊び、畑で一緒に掘ったジャガイモを焚き火で焼いて食べ、
ワイナリーでソフトクリームを食べて帰る、そんな地球宿から5分以内で
過ごせる定番コースも確立しました。
子どもも親も大喜びで、夏に2度来てくれたゲストもいました。
またインターネットでイタリアやトルコなど海外からのゲストも相次ぎました。

昨年はお盆を過ぎるとゲストの数も少なくなったのですが、今年9月は本当に
濃い月でした。産後ステイで2週間ほど滞在したファミリーや、ヒーリングの
ワークショップの宿泊場所になったりしました。
宿泊だけでなく、様々なイベントもやっていて、地球宿で主催した1周年
イベントでは、ボリビアでNGO活動をしている友人や、後輩の親父さんで
落語家の方に登場してもらったり、また人の繋がり、仲間たちのお陰で、
ちゃぶ台作りや一つの屏風絵をみんなで描くワークショップなど、
様々な楽しい企画を持ち込んでくれました。

いろいろな人の繋がりで、たくさんの人が地球宿にやって来てくれました。
そして地球宿に関わる人たちが幸せになっていってるように思います。
こんな宿をつくりたかった、そう思えます。
とにかくプラスしかないと言った感じです。ありがたいことです。

そして安曇野という地域を以前にも増して愛している自分に気づきます。
地球宿に来てくれたゲストにお礼のメールや手紙を出すのですが、これまでは
「地球宿と増田ファミリーを訪れてくれてありがとうございました。」
と書いていました。最近は
「地球宿と増田ファミリーと安曇野に来てくれて・・・」と、
「安曇野」という言葉も書き添えています。
この安曇野に暮らすたくさんの仲間たちと繋がり、響き合いながら、
共に生きていく喜びを実感し、そんな安曇野に来てもらえることが嬉しい、
そんな思いに至っています。


少し家族のことを。

子どもたちも悦子も元気です。子どもたちはすくすく育ってくれています。
宿ゲストの子どもたちとも隔てなく遊びます。
風のバイタリティーに感心することも多く、光の心根の優しさに感動します。
時々訪れる家族4人だけの時間を大切にしていこうと悦子とも話しています。
悦子も子育てに宿の料理に頑張ってくれています。
夫婦としての深まりもまだまだこれからですが、そうなっていく材料は
たくさんあります。そしてそれを糧にしていけるお互いだと思っています。
心強いパートナーです。悦子にとっての僕も、もっとそうありたいです。


さあ、これから増田ファミリー、地球宿、そしてこの安曇野、
いったいどんな展開をしていくのか。
誠実に、穏やかに、今目の前にいる人と一日一日を楽しんでいける人生を
送りたいと思っています。

皆さんの近況もお知らせください。



長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んでの感想やご意見・アドバイスをいただければと思います。
メール boetu@d6.dion.ne.jp