増田望三郎@安曇野地球宿です。
こんにちわ。今年最後の安曇野地球宿通信です。

今年ももうすぐ終わりです。
今日は今年一年の感謝を込めて田畑を回り酒を振舞い、家族で穂高神社に
お参りしました。しめ縄も飾り終え、明日は地元の子どもたちの集まりに
スタッフとして参加し、この一年のやるべきことも終わりです。

この12月、僕は例年のように今年一年の歩みあとを振り返っていました。
今年最大の出来事は、会社勤めを辞めて宿専業へと踏み出したことでしょうか。

安曇野移住前の東京時代、自分に向かない仕事で苦しい思いをしていました。
毎日都心へ向かう満員電車の中で、自分の意志とは無関係に人生のレールが
轢かれ、どこかに運ばれているような、そんな感覚がありました。
どこかで自分の人生を切り替えなければ、このままどこまでもこのレールの上を
運ばれ続けてしまう。
だけど、誰もレールを敷き変えてくれない、敷き変えるのは自分自身だ・・・。

春勤めを辞めた時、東京時代、そんなふうに考えていたことを思い出しました。
安曇野移住を第一歩に、あれから5年、40歳を前にした今、
自分の人生のレールを自分で敷き変えたんだ、そう思いました。
もちろん敷き変えてからも、自分の目の前にレールを敷き続けて行かなければ
なりませんが。でもそれは自分が創り出すレールです。

人生の大きな節目になった1年を、健康に無事に終えられることを感謝します。


箍が外れた喜びと身軽さとそして思う存分自分のやりたいことをやるぞ、
という力みもあったのかもしれません。
とにかく今年は本当にいろんなことをやった一年でした。

前半はNPO現代座の劇『約束の水』安曇野公演づくり。安曇野中を走り回り、
たくさんの人と出会い、この劇を通じて自分の思いを語らせてもらう機会を
頂きました。そしてこの公演活動は、何かあれば仲間のために動こう、
みんなが幸せになるために動こう、そんなふうに思い合える仲間たちへ
僕らを成長させてくれました。

秋にその仲間夫婦が安曇野を一望できる素晴らしい景色の中で結婚式を
挙げました。僕は式と披露宴の司会をやらせてもらい、次から次へと登場する
仲間達を思いの丈をこめて紹介し、2人への祝福とこの安曇野に共に生きていく
喜びを表現しました。移住のキッカケだったおぐらやま農場の松村君が
「増田君、安曇野に移り住んで本当に良かったな〜。」
と僕の幸せそうな様子を見て言ってくれました。

また地球宿ではこの一年様々なイベントをやってきました。ご近所のママたちに
よる親子カフェ、田植えや稲刈り、おぐらやま農場の倉庫作りワークショップ、
ボリビアに渡り農村での支援活動をしている友人の活動報告会、
ご近所のお爺ちゃんお婆ちゃん向けの落語、ママ仲間によるカフェ、
友人職人やアーティストによるちゃぶ台づくりや屏風絵を描くワークショップ、
今年出会った素敵な音楽家のライブ、光を取り上げてくれた助産師さんによる
生命についての語り場、etc。

自分でアイディアが湧いたもの、仲間から企画を持ち込んでもらったもの、
とにかく次から次へとやってみました。
人は僕のことをイベント屋と思うかもしれませんが、さにあらず。
地球宿を通じて出会った人と、共感が生まれ、その人ともっと繋がりたい、
応援したい、一緒に何かやりたい、そんな思いで行動しているだけなのです。
イベントの盛り上がりや参加人数の多寡よりも、そのことを通じて、
関わってくれる人の中にも、そしてもちろん僕の中にも、
幸せな思いが展がっていけばいい、そんな思いでやってきました。

『共に生きていこう。』

共に生きていくことの喜びを実感し、それが展開していく地球宿づくりを、
この一年通じてやってきたように思います。
業として生計を立てていくという経営的な課題はもちろんあります。
そのことを来年はもっと丁寧に向き合い、考えていかなければなりませんが、
遥かなる地平線が僕の前に広がり、どこまでも歩いていこう、
そんなふうに本旨の手応えを大いに得たこの一年でした。


とにかく大忙しの地球宿でしたから、その受入れも大変でした。
そもそも地球宿は、増田ファミリーの充実した暮らしがあって、
その喜びの上にゲストを迎え入れるというのがコンセプトでした。
ところがこちらが予想していた以上のゲストの皆さんが来てくれて、
増田ファミリーの暮らしが後回し、宿運営が優先という状況が続きました。
ゲストがたくさん来てくれることは望みであり、嬉しいのですが、
悦子の思い描いていた暮らしとの乖離もありました。

このことについてはこれまでも何度も話してきた課題なのですが、
来年度は宿の運営に地元の仲間にも加わってもらい、悦子の負担を軽くして、
悦子の望む暮らしを少しづつでもやれるようにしていきたいと思います。
家族運営から、増田夫婦プラス気が置けない仲間も加わり、より多彩で自在な
地球宿の運営をしていきたいと思います。
経営・運営の舵取りをしていくのが僕の役割ですが、今まで以上にバランス
感覚をもって、悦子を初め、関わってくれる人たちへの心配りがやれていける
ように、心を自由に自在にしてやっていきたい。
そして僕もその中で大いに楽しみたいと思います。やりがいがありますよね。


風も光も春から新しく通いだした小学校、保育園に元気に通っています。
新しい群れの中で、家庭だけでは見れない、違った一面を目にして面白いです。
親のハラハラドキドキも、子どもたちが成長する機会なんだと見ていける親で
ありたいものです。来年もこれまでのようにすくすく育っていきますように。


今年もいろんなことがありました。
考えること、悩むこともありましたが、それも年の終わりに了としておきます。
やっぱり増田ファミリーは幸せで、素晴らしい一年を過ごすことができました。

今年新たに出会いを頂いたたくさんの人たち、増田ファミリーと地球宿とを
遠く近くで応援してくれた地元地域内外のたくさんの仲間、サポートしてくれる
親父さん、お袋さん、そして安曇野の自然と目に見えないオオキナモノ。
我が家と地球宿とこの地域にたくさんの幸せと運んでくれました。
本当にありがとうございます。。

今年一年ありがとうございました。
新しい年の新たな展開を思い描き、新年を迎えようと思います。
来年もまたきっと素晴らしい一年になっていくと思います。


みなさんも良い年越しになりますように。
よろしければ近況などお知らせください。



長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んでの感想やご意見・アドバイスをいただければと思います。
メール boetu@d6.dion.ne.jp