増田望三郎@安曇野地球宿です。
おはようございます。
安曇野はクリスマスに雪が降り15cmほどの積雪。
朝焼けがあたった真っ白な里山の情景がとてもきれいです。
今年も残すところあと数日、本年最後の地球宿通信になります。


千葉県流山より、小さな子供4人を連れたママさんがやってきました。
おとついから年末年始の保養ステイが始まっています。
放射線量が高い、所謂ホットスポットで不安を感じながら暮らす母子たちが、
年末年始だけでも心穏やかに過ごそうと、安曇野に地球宿にやってくるのです。
計4組の方たちがやってきて賑やかな年越しになります。
僕にとっては仕事納めも仕事始めも無く、今年一年を象徴するようです。

この一年、地球宿では保養ステイ(当初は疎開・避難ステイと呼んでいた。)の
受入れが続き、延べ40組の方たちがやってきました。
一時的なステイを経て、安曇野・松本地域に移住してきた方たちも多く、
先日は15組のファミリーが地球宿に集まり忘年会をやりました。
持ち寄りの食事を楽しんだ後、今年一番ハッピーだったことを発表し合う中で、
多くのママたちが、

「(安曇野や松本に)移り住んで来れたこと、そしてこの仲間に出会えたこと。」

と言ってました。

幼子を育てている母親だからこそ感じる危険を本能的に察知して、
今ある大切な暮らしを一旦手放し、移り住んできました。
最初は不安から逃げることからの始まりでしたが、そこから自分に向き合い、
夫婦で向き合い、自分のやりたいこと、生き方を見出していこうとしている。
その過程で夫婦の絆を強くした人たちもいるでしょう。
また家族を超えてやり取りし合い、コミュニティを生み出しています。
前を向いて歩んでいるママたちの明るさ感じました。
そんなママやファミリーとの出会いも、今年頂いた大切な宝物です。


今年は途轍もない災害を通じて、社会に目を向け始めた一年でもありました。

この国はこれからどんな社会になっていけばいいんだろう?
社会はどう変わっていくんだろう?
どのようにすれば変えていけるんだろう?
これから自分はどう生きていけばいいんだろう?

そんなことを考え続けました。

残念ながら、この国のことを考えてもあまりいい考えは浮かびませんでした。
国政は余りにもひどく、僕たち市民とはかけ離れています。
でもこの安曇野なら、なんとか手が届くんじゃないか?そう思いました。
自分の暮らす安曇野のことを、安曇野の人たちと一緒に考えてみよう。
そんな思いから、年明け2月に安曇野でフォーラムを予定しています。

題して、『若手世代が語る、安曇野の未来と夢!』

安曇野における、政治、教育、農業、福祉、観光、子育て、移住など、
様々な切り口で、その分野で既に走り始めている40代までの若手世代に
登場してもらい、安曇野のこれからと自分の夢について語ってもらう、
そんなフォーラムです。

なぜ若手世代かというと、僕たちは子育ても人生もまだまだこれから。
この安曇野で人生の残り半分以上を過ごしていく世代です。
このフォーラムを通じて、安曇野の各分野の若手世代が立場を超えてつながり、
安曇野のこれからを共に考えていけるような場にできればと思っています。

安曇野は光溢れる地域です。その輝きは人にあると思っています。
たくさんのキラキラした光を発する人たちに登場してもらい、
それを聴いて共に生きていく同世代が夢を描き出すキッカケになればいい。

これまでも『ドリカム新年会』という夢を語る会を地球宿でやってきました。
地球宿という小窓から世界を見つめていたつもりでしたが、
その小窓から飛び出して、より公共の場で夢を語る場を設けます。
社会の中に自分をもう一歩押し出したい、そんな思いからの行動です。

さあ、来年はどんな展開が待っているでしょうか。楽しみです。


今年一年、家族全員無事健康で年の終りを迎えることができそうです。
年の終盤に僕たち家族にとって喜びと残念なことがありました。
そのことが夫婦の心を、親と子の心を、ジジババと僕たち夫婦、
そして孫たちの心をこれまで以上に近づけてくれました。

当たり前のことなど何一つ無い。
人間の思い、行為行動によって、おかげさまで成り立っている。
そして人間のそれを超えたところで、計らいを贈ってくれているものがある。

そのことを
「ありがとうございます。」
そう言って心穏やかに受けいれ、学んでいける人間でありたいものです。


今年一年、ありがとうございます。
みなさまもよい年越しをお過ごしください。




長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んでの感想やご意見・アドバイスをいただければと思います。
みなさんの近況もお知らせくださいね。

メール boetu@d6.dion.ne.jp